徒然に、花。

日常のあれこれ話

妊娠したかも…?でヒヤヒヤした話。

こんばんは、徒然花です。

ちょっと前の話になってしまうけれど、ヒヤッと背筋が凍った話をしようと思います。

もしかしたら経験ある方もいるかな?

テーマはずばり、「妊娠したかも…?」です。

※実際には妊娠していません。

 

恋人ができたら、段階を踏んで、いずれはそういう関係になりますよね。

妊活する気がないカップルは、しっかり避妊をするのが懸命。私も避妊は絶対する派です。

これまで数人とそういう関係になったことがあるけれど、運のいいことに、生でしたい!なんて言う人はいませんでした。なので毎回きちんとゴムをつけてもらって、避妊をしています。

もし生でしたい!と言われても、拒むと思います。私にとって避妊は絶対で、譲れない条件です。

 

そんな私が何故タイトルのような状況に陥ったのか?

それは、生理が来なかったからです。

 

私の生理周期は、安定しています。大体1カ月周期で、大きくずれることはほぼりません。そんな私の生理周期が大きく乱れて、15日ほど遅れてやってきたのです。

数日遅れても、まぁそのうち来るよね、で流せますが、1週間、2週間と遅れるとさすがに焦ります。生理周期が乱れることがない私は尚更。

もしかして…?が頭によぎって、色々調べた時。生きた心地がしなかったです。

 

避妊してるし、大丈夫!

実は、そうではないのです。避妊しても妊娠してしまうことが、少ない確率ですがあるのです。例えば、つけ方がうまくいかなかった時。例えば、ゴムに傷などがあった時…。

私は行為をしている時のことを思い出しました。ゴムは男性側が自分でつけて、挿入して、事が終わると根元を押さえながら引き抜き、縛ってゴミ箱に捨てています。

その様子は分かるけれど、その時本当にうまくつけられていたか?抜くときにもれていなかったか?そういったことは、私には知りようがないのです。

 

もしかしてあの時、うまく押さえられずに漏れていたのでは…?今思うといつもより手間取っていた気もするし、何か不手際があった…?それを大したことじゃないと思って言わなかった…?

色んなことが頭をよぎり、疑心暗鬼になります。もし本当に妊娠していたらどうしようと、その時私は恐怖と戦いながら真面目に、とても真剣に考えました。

 

そして出した結論は、「堕ろす」。

 

社会人になったばかりで、なんなら会社が合わなくてしんどくて転職を目標に頑張らないといけない時期に、子供を産んで育てる暇はありません。もちろん経済的にも無理(手取り15万なので)、家族の反応や今後のことも考えて、私はとても子供を産める状況にはありませんでした。

その他に、気持ちの問題もありました。私は、子供を、産みたくない。

私は家族というものに夢を抱いていません。自分の身は自分でしか守れない、誰も助けてくれないという信念のもと、結婚にも夢を抱いていません。私は、私ひとりの力で、自分の足で立って生きねばならないから。これは生まれ育った環境も関係しているかもしれませんが、家族というものに冷めた感情しか持たない私が「子供がほしい」という気持ちになるわけがないのです。

状況的にも無理、気持ち的にも無理、真面目に考えた結果、堕ろすという選択肢しかありませんでした。

 

真剣に考えてその結論を出したことで、そのあとしばらくは腹が決まって清々しい気分になったものです。

私は幸いなことに成人していて、社会人でそこそこの貯金もあって、いざ堕ろすとなると誰にもバレずにひとりで終わらせることができます。

だからもし、妊娠していても大丈夫。どうにかなる。私は産まない。

 

しかしその清々しい気持ちも長く続きませんでした。

なんだかんだで、生理はそのうち来るだろうというのんびりした気持ちがあったのですが、2週間近くにもなるとさすがに現実味を帯びてきて、のんびり構える気持ちが吹っ飛びます。腹は決めたけれど、できればそんなことにはならない方がいい、生理早くきて、と祈るような気持ちになります。

色んな気持ちがぐるぐるして耐えられなくなったところで、私は妊娠検査薬を買いに行くことにしました。

 

近所のイオンの中にあるドラックストアで、2個入りの検査薬を購入しました。

生理の遅れで妊娠を疑い、検査薬を買いにするなんてよく聞く行動例を私が経験するなんてと、不思議な気分でした。

購入したその足で、お手洗いの個室へと急ぎます。

個室の中で説明書を読み、いざやるぞという時、私は緊張していました。本当に妊娠していたら…と怖くて仕方なかったのです。

とはいえ事実確認は大事。検査薬に尿をかけ、決められた時間を腕時計の秒針で測ります。1,2,3,4,5.....

待っている間は生きた心地がせず、心臓はバクバクと暴れていました。 

時間を測り終え、お願い…!と祈る気持ちで確認しました。

 

結果は、「陰性」。

 

この時の脱力感、力が抜けてホッとする感覚は今まででもなかなか経験してこなかったものでした。良かった、良かった、ととても嬉しかったです。

 

しかし、1度陰性だったからといって、妊娠の可能性が完全に否定できるわけではありません。妊娠していても、検査薬で検知するには一定期間の経過が必要ですし、陰性でもちゃんと病院で検査をしたら陽性だったということもあります。

色々調べつつ、気の抜けない私は数日開けて、再度検査を行いました。結果は、陰性。

 

時期的にも、ほぼ陰性とみて大丈夫だろうという状況になりましたが、私はそれでも確信がもてず、どこか落ち着かない日々を過ごしました。

 

そんな私が、安心して完全に肩の力が抜けた出来事がありました。生理です。

2週間以上も遅れて、やっと生理がはじまったのです。

 

生理が始まったことにより、妊娠の疑いは晴れ、ようやく一息つくことができました。この2週間は私にとってとてもつらく、落ち着かない毎日でした。

 

この経験から、私は思ったことがあります。それは、妊娠という出来事は、圧倒的に女性側のイベントだということ。

もちろん避妊には男性の協力が不可欠ですし、失敗すれば男性の責任もあるでしょう。しかし、実際その可能性が浮上した時にヒヤヒヤとした気持ちを抱きながら生理を待たないといけないのは女性、発覚した後もお腹を痛めて子供を産まないといけないのは女性なのです。

このヒヤヒヤとした気持ちは、女性にしか分からないものだと思います。こんな思い、私はもうしたくありません。

 

しかし、その中で、もし妊娠したら…?という問いへの答えを自分の中で明確にできたことは良かったと思います。私は産まない。今後妊娠しても、少なくともしばらくの間は私は産みません。

想定しない妊娠を絶対にしたくない私は、避妊はもちろんのこと、念には念をでピルを服用してもいいかもしれないな、と今はぼんやり考えています。

 

というわけで、長くなってしまったけれど今日のお話はこれでおしまい。

このお話をきっかけに、避妊や妊娠について、少し真面目に考える機会をつくってみるのもいいかなと思います。

 

相変わらず明日も会社で嫌すぎますが、そんな気持ちもぐっと押し込めて寝ることにします。

おやすみなさい。

 

写真はガストのチーズONチーズINハンバーグ。大好きだったのになくなってしまったみたいで悲しい。また食べたいなぁ。

 

 

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