実は最終まで進んでた公務員試験
お久しぶりです。転職するぞという気持ちがメラメラ燃え盛る徒然花です。
新卒で入社した会社が合わなくて合わなくて、地方だし公務員最強説は間違いなかったな、公務員になりたいなと強く思った6月下旬。私は公務員への転職を決意した。
そこからの行動は早かった。独学での勉強を調べまくり、ざっくり受験スケジュールを立て、良さそうな参考書をピックアップし、次の日には参考書を買いに行き、そしてその日から猛勉強を始めた。
平日3時間、休日10時間。
正気を保つためにも、ひたすら勉強した。
今の会社にいるのが本当に苦痛で仕方がなくて、別の場所に行くための何かをしていないと気が狂ってしまいそうだった。もちろん勉強は大変だったが、同時にその時期の私は勉強に救われていた。
絶対に転職する。絶対に公務員になる。
内なる炎をメラメラ燃やして、とにかくひたすら勉強した。
6月末に公務員転職を決意した私は、市役所のC日程だけには間に合った。
こんな短期間で受かるわけがないとは思いながらも、模試感覚で受けてみることにした。筆記試験まで約3ヶ月、その間ひたすら勉強に励んだ。
そうして筆記試験に臨んだ私に奇跡が起きた。なんと筆記試験を通過したのだ。
信じられなくて、結果を何度見もした。そこには間違いなく私の受験番号が載っていた。
その後、二次試験。小論文。
筆記試験の合否が分かったその日に参考書を買いに行った。添削をしてもらう時間も暇もなく、独学でひたすら対策をした。
そして二次試験を突破した。
次、最終面接試験。
ここまできたら合格するしかない。有給をつかってハローワークに行き、面接の練習をした。質問を予測して回答をたくさん考えた。市の取り組みをたくさん調べた。対策をしっかり練り、いざ本番。
結果、不合格。
本当に悔しかった。
あと少しだったのに。もう少しで公務員になれたのに。
いくら後悔しても、たらればを考えても不合格は不合格。しかも成績開示をすると下から2番目だった。これにはだいぶへこんだ。
就活では面接が得意で、負け知らずだった私。転職ではあの頃の勢いはもうないらしかった。確かにかつての自信は微塵もなく、くたびれている。それが表情や雰囲気に表れてしまっているのだろうかと途方に暮れた。
もう少し対策をすれば良かったと後悔してももう遅い。次の試験のために筆記試験対策をまた始めなくてはならない。
そうしてまた勉強を再開し、今も続けている。
働きながら独学でどこまでできるかは分からないが、できるところまで精一杯頑張りたい。今年は国家一般、警察事務、大学事務、県庁、市役所を受ける予定でいる。
それと並行して、民間企業にも目を向けることにした。
公務員試験は難関だ。もちろん受かるつもりではいるが、どうなるか分からない。市役所で不合格を経験した私はそのリスクが少し怖くなった。
それに、組織は入ってみなければわからない。実際私は今の会社を良い会社だと信じ込んで入社したし、実態がどうなのか、自分に合うかどうか、入ってみなければ分からない部分が多すぎる。
私は地元における公務員最強説を信じているが、それは主に将来的な待遇面での話であって、仕事内容や体質が合うのかは分からない。
公務員辞めたい層も少なからず一定数いることだし、きっと合わない人もいるのだろう。私はどうなのか?それは入ってみないことには分からない。
そう気づいた私は、もう少しだけ視野を広げようと思った。
公務員にならないと死ぬ!くらいの気持ちで自分を追い込んで追い込んで頑張っていたけれど、自分にとって居心地の良い民間企業もあるかもしれない。なので公務員試験対策をメインにしつつ、良さそうな求人があれば応募する。そういう方向性でいくことにした。
というわけで、現在進行形で頑張っているところである。
え、明日会社?嘘つくんじゃないぞコラ。やめろ。やめてくれ。
早く逃げたい。