徒然に、花。

日常のあれこれ話

公務員試験進捗メモ(令和4年2月末時点)

お久しぶりです、徒然花です。

花の無職期間は早くも折り返し地点を過ぎまして、時間の流れの速さに驚いています。
毎日好きな時間に起きられる生活がこんなにストレスフリーだとは、、早起きは身体に毒だなぁとしみじみ思う私です。

そんな私ですが、2月に入って公務員試験進捗に動きがありました。

なんとびっくり、
国家一般職の某官庁からスカウト電話が来たのです。
国家一般といえば、官庁訪問で0勝7敗、全敗という衝撃の戦歴を生み出した苦い記憶が思い出されますが、その時に私を落とした官庁のうちの一つから連絡がきました。

国家一般職の中では確か、第3か第4志望だったかと思います。とはいえ第1、第2の志望度が特に強かったので、その次といっても正直そこまで強く志望はしていない官庁でした。

しかしスカウト電話が来たこと、国家公務員という肩書きに改めて惹かれたこと、そんな理由から面接の打診を快諾しました。
まさか幻や都市伝説の類だとまで思っていたスカウト電話が来るとは。一度落とされていることもあり、今更なんやねんという気持ちも正直湧きましたが、チャンスが舞い込んでくること自体は喜ばしいですし、私は舞い込んだチャンスには飛びつく人間です。受かったらどうするか?は後でじっくり考えることにして、面接突破するぞ!と久しぶりに面接に向けての対策に取り組みました。

そして当日。
対策の成果を十二分に発揮し、「ぜひうちにきて欲しい」と即日内定を頂きました。
大学法人に内定していることは打診の段階で正直に話したのですが、それでもなお、是非にと。悩んだ末に選んでもらえたら嬉しいと。そのような大変ありがたいお言葉を頂き、胸がいっぱいになりました。
官庁訪問で全敗だった私が、こんな風に言ってもらえるなんて。すごく嬉しかったです。

…まぁあんたらにも落とされたんですがね?という気持ちが湧いてしまうのはもう仕方がないです。今更褒めちぎってなんやねんいっぺん落としたやろがいとか思ってしまうのも不可抗力。

複雑な思いを抱えつつ、それでも内定は内定です。大学法人か、こっぱん某官庁か。有難いことに、複数の選択肢から選べる状況になりました。

悩みました。

大学法人はしっくりきているため、転職先として特に不満はありません。
しかし比較対象に国家公務員が挙がってくると、見劣りしてしまう点がやはりあります。主に身分と待遇。
せっかく死ぬ気で試験勉強したんだから、準公務員ではなくてちゃんと公務員になった方がいいのではないか、将来的な年収が高い方がいいのではないか、悩みました。

書いてても改めて思うのですが、内定を頂いた国家一般の某官庁は、私の中では身分と待遇しか惹かれるメリットがなく、結果、自分の直感と興味を信じて大学法人を選びました。
辞退してみると何故悩んでいたか分からないくらいスッキリ、しっくりきたので、私の選択は間違っていなかったと思います。

そんなこんなで改めて大学法人を選んだのですが、やはりずっと、本当に大学法人でいいの?この選択は合ってるの?と迷いがありました。
これは私が大学法人にしか内定を頂けなかったため、他の機関と比較検討して選び取った経験がなかったこともあると思います。
なので今回、別の機関から内定を頂き、複数の選択肢を比較し、検討し、悩み、その結果自分の行き先を選ぶということができて本当に良かったと思います。
しっかり比較検討して選んだことで、本当にこれでいいの?という漠然とした不安が消え、幾らかスッキリした気持ちで春を迎えることができそうです。

はー、良かった!めでたしめでたし。
完。




…とはいかず、もうひとつ、動きがありました。
複数の選択肢を検討する中で、自分は何がしたいか?どうなりたいか?何が合っているか?と自分を見つめて対話したことがきっかけです。


裁判所事務官への未練


これです。自分と対話をしたことで、浮き彫りになってしまった未練です。
当初の第一志望ですし、法律への熱も未だ冷めていません。行政書士の勉強して資格をとろうとしていたくらいです。
法律が好きで、どう転ぶとしても何かしらの形で学び続けたいと思っています。

そう考えるくらい法律の勉強が楽しいし、裁判所に未練があるのです。
うっすら自覚はしていましたが、やはりここにきて誤魔化せなくなってしまいました。私は、裁判所事務官になりたい。

とはいえ大学法人が嫌なわけではありません。私は元々教育業界にも大いに関心があって、好きで、地元の大学で教育や研究の分野に携われる大学職員の仕事にも魅力を感じています。
なので、入職してみて、もし肌に合っていて楽しめる環境であるなら、大学に腰を据えてしまうことも全然ありです。地方系の中だと、業界としては市役所や県庁よりも大学の方に正直興味があります。
加えて、私は地元志向が強いので、地元で働ける大学とエリア内転勤のある裁判所、総合的にみてどちらが私に合っているのかも分かりません。むしろ地元志向という視点からみると裁判所は適切ではない疑惑さえあります。

しかし、それでもなお、未練が拭えないのです。

そのことに気づいてしまった私は、腹を決めて裁判所事務官に再チャレンジすることにしました。
こんなに未練があるのなら、とりあえずリベンジをして現実的に選択できる職にしてしまえばいいのです。
受かったらその上で、どうするか?それは受かってから決めたらいい。

それが私が一番納得できるやり方のように思いました。

というわけで笑、
裁判所事務官狙いで公務員試験に再チャレンジいたします。
長らく筆記から遠ざかっていたし、時間もないし、どこまで取り戻せるか分かりませんが。
今回ダメでも、また次。自分が納得できるまで未練と向き合って足掻いてみたいと思います。

すぐそこに転職を控えているのになんじゃそりゃーと思うなど。。苦笑


そんな進捗と心境の変化のご報告でした。