妊娠したかも…?でヒヤヒヤした話。
こんばんは、徒然花です。
ちょっと前の話になってしまうけれど、ヒヤッと背筋が凍った話をしようと思います。
もしかしたら経験ある方もいるかな?
テーマはずばり、「妊娠したかも…?」です。
※実際には妊娠していません。
恋人ができたら、段階を踏んで、いずれはそういう関係になりますよね。
妊活する気がないカップルは、しっかり避妊をするのが懸命。私も避妊は絶対する派です。
これまで数人とそういう関係になったことがあるけれど、運のいいことに、生でしたい!なんて言う人はいませんでした。なので毎回きちんとゴムをつけてもらって、避妊をしています。
もし生でしたい!と言われても、拒むと思います。私にとって避妊は絶対で、譲れない条件です。
そんな私が何故タイトルのような状況に陥ったのか?
それは、生理が来なかったからです。
私の生理周期は、安定しています。大体1カ月周期で、大きくずれることはほぼりません。そんな私の生理周期が大きく乱れて、15日ほど遅れてやってきたのです。
数日遅れても、まぁそのうち来るよね、で流せますが、1週間、2週間と遅れるとさすがに焦ります。生理周期が乱れることがない私は尚更。
もしかして…?が頭によぎって、色々調べた時。生きた心地がしなかったです。
避妊してるし、大丈夫!
実は、そうではないのです。避妊しても妊娠してしまうことが、少ない確率ですがあるのです。例えば、つけ方がうまくいかなかった時。例えば、ゴムに傷などがあった時…。
私は行為をしている時のことを思い出しました。ゴムは男性側が自分でつけて、挿入して、事が終わると根元を押さえながら引き抜き、縛ってゴミ箱に捨てています。
その様子は分かるけれど、その時本当にうまくつけられていたか?抜くときにもれていなかったか?そういったことは、私には知りようがないのです。
もしかしてあの時、うまく押さえられずに漏れていたのでは…?今思うといつもより手間取っていた気もするし、何か不手際があった…?それを大したことじゃないと思って言わなかった…?
色んなことが頭をよぎり、疑心暗鬼になります。もし本当に妊娠していたらどうしようと、その時私は恐怖と戦いながら真面目に、とても真剣に考えました。
そして出した結論は、「堕ろす」。
社会人になったばかりで、なんなら会社が合わなくてしんどくて転職を目標に頑張らないといけない時期に、子供を産んで育てる暇はありません。もちろん経済的にも無理(手取り15万なので)、家族の反応や今後のことも考えて、私はとても子供を産める状況にはありませんでした。
その他に、気持ちの問題もありました。私は、子供を、産みたくない。
私は家族というものに夢を抱いていません。自分の身は自分でしか守れない、誰も助けてくれないという信念のもと、結婚にも夢を抱いていません。私は、私ひとりの力で、自分の足で立って生きねばならないから。これは生まれ育った環境も関係しているかもしれませんが、家族というものに冷めた感情しか持たない私が「子供がほしい」という気持ちになるわけがないのです。
状況的にも無理、気持ち的にも無理、真面目に考えた結果、堕ろすという選択肢しかありませんでした。
真剣に考えてその結論を出したことで、そのあとしばらくは腹が決まって清々しい気分になったものです。
私は幸いなことに成人していて、社会人でそこそこの貯金もあって、いざ堕ろすとなると誰にもバレずにひとりで終わらせることができます。
だからもし、妊娠していても大丈夫。どうにかなる。私は産まない。
しかしその清々しい気持ちも長く続きませんでした。
なんだかんだで、生理はそのうち来るだろうというのんびりした気持ちがあったのですが、2週間近くにもなるとさすがに現実味を帯びてきて、のんびり構える気持ちが吹っ飛びます。腹は決めたけれど、できればそんなことにはならない方がいい、生理早くきて、と祈るような気持ちになります。
色んな気持ちがぐるぐるして耐えられなくなったところで、私は妊娠検査薬を買いに行くことにしました。
近所のイオンの中にあるドラックストアで、2個入りの検査薬を購入しました。
生理の遅れで妊娠を疑い、検査薬を買いにするなんてよく聞く行動例を私が経験するなんてと、不思議な気分でした。
購入したその足で、お手洗いの個室へと急ぎます。
個室の中で説明書を読み、いざやるぞという時、私は緊張していました。本当に妊娠していたら…と怖くて仕方なかったのです。
とはいえ事実確認は大事。検査薬に尿をかけ、決められた時間を腕時計の秒針で測ります。1,2,3,4,5.....
待っている間は生きた心地がせず、心臓はバクバクと暴れていました。
時間を測り終え、お願い…!と祈る気持ちで確認しました。
結果は、「陰性」。
この時の脱力感、力が抜けてホッとする感覚は今まででもなかなか経験してこなかったものでした。良かった、良かった、ととても嬉しかったです。
しかし、1度陰性だったからといって、妊娠の可能性が完全に否定できるわけではありません。妊娠していても、検査薬で検知するには一定期間の経過が必要ですし、陰性でもちゃんと病院で検査をしたら陽性だったということもあります。
色々調べつつ、気の抜けない私は数日開けて、再度検査を行いました。結果は、陰性。
時期的にも、ほぼ陰性とみて大丈夫だろうという状況になりましたが、私はそれでも確信がもてず、どこか落ち着かない日々を過ごしました。
そんな私が、安心して完全に肩の力が抜けた出来事がありました。生理です。
2週間以上も遅れて、やっと生理がはじまったのです。
生理が始まったことにより、妊娠の疑いは晴れ、ようやく一息つくことができました。この2週間は私にとってとてもつらく、落ち着かない毎日でした。
この経験から、私は思ったことがあります。それは、妊娠という出来事は、圧倒的に女性側のイベントだということ。
もちろん避妊には男性の協力が不可欠ですし、失敗すれば男性の責任もあるでしょう。しかし、実際その可能性が浮上した時にヒヤヒヤとした気持ちを抱きながら生理を待たないといけないのは女性、発覚した後もお腹を痛めて子供を産まないといけないのは女性なのです。
このヒヤヒヤとした気持ちは、女性にしか分からないものだと思います。こんな思い、私はもうしたくありません。
しかし、その中で、もし妊娠したら…?という問いへの答えを自分の中で明確にできたことは良かったと思います。私は産まない。今後妊娠しても、少なくともしばらくの間は私は産みません。
想定しない妊娠を絶対にしたくない私は、避妊はもちろんのこと、念には念をでピルを服用してもいいかもしれないな、と今はぼんやり考えています。
というわけで、長くなってしまったけれど今日のお話はこれでおしまい。
このお話をきっかけに、避妊や妊娠について、少し真面目に考える機会をつくってみるのもいいかなと思います。
相変わらず明日も会社で嫌すぎますが、そんな気持ちもぐっと押し込めて寝ることにします。
おやすみなさい。
写真はガストのチーズONチーズINハンバーグ。大好きだったのになくなってしまったみたいで悲しい。また食べたいなぁ。
裁判所で働きたいという気持ちの芽生え🌱
お久しぶりです。徒然花です。
先週は国家一般、今日は県庁と2週連続で試験を受けてくたくたです。疲れて伸びてる暇もなく大学法人の試験もすぐやってきます。公務員試験て、ほんとに5〜7月あたりがピークなんだねえ……。
今日は、公務員試験を受けてる中で芽生えた「私がやりたいこと」のお話。まぁタイトルがまんまネタバレなんですが、「裁判所で働きたい」という気持ちが私の中で芽生えてすくすくと育っています。
地獄からの脱出の手段として公務員試験の勉強を始めて、この際受かりゃどこでもいい!とにかくなんでもいいから公務員になりたい!とう真っ直ぐな気持ちで1年突っ走ってきました。
その中で先月受けた、裁判所事務官の試験。正直模試の感覚でテキトーに申し込みました。
するとびっくり、6割ちょい取れて、筆記を突破したのです🌸
まさか受かると思っていなくて、そこから面接カードを作るために初めてちゃんと裁判所のことを調べました。そうしているうちに、裁判所…いいな!と思うようになりました。
私は、法律が好きです。と言っても今までちゃんと勉強したこともないし、興味を持ったこともなかったけれど、公務員試験対策で憲法、民法、行政法に触れていて、法律って面白いなーと思うようになりました。
特に好きなのは、民法。私たちの生活の中にたくさんのルールがあって、そのルールにも根拠があって、社会秩序を保つためにこういう仕組みで動いてるんだ!と知ることができて楽しい。その気持ちのままに一瞬血迷って、法科大学院について少し調べたほど笑。
いやいや経済的にも現実的にも…と我に返って調べるのはやめたけれど、一瞬血迷ってしまうくらい、法律面白いなーと感じるようになっていました。
裁判所について調べたことで、その気持ちが再燃。裁判官書記官を目指したいなという気持ちがすくすく育っています。
とは言え受からなきゃどうしようもないけど…。
面接は来週です。頑張ってきます。
こうやってあれこれ動いてみる中で、こうやって「これやりたい!」に巡り合えて嬉しかったなという話。
せっかくそう思えたから、絶対受かりたいです。
面接うまくできるかな、そもそも専門論述で足切りされてないかな、と不安でいっぱいですが、今からできることを精一杯頑張りたい気持ち。
そして明日会社に行かなきゃいけないことがとっても嫌で悲しい気持ち。
普通の「大人」になりたかった話
徒然花です。
心療内科で貰った睡眠薬を飲んでベッドでぼんやりしています。ぼんやりしている中でぼんやりと思ったことを徒然に書いてみようと思います。
普通の「大人」になりたかった。
私もかつては幼くて、幼稚園生、小学生、さらに成長して中学生、高校生、大学生、そういったそれぞれの段階においてそれぞれの目線で「大人」という存在を認識していた。
親、親戚、学校の先生、バイト先の人、お店の人、お医者さん、歯医者さん、その他多くの、私が出会ってきた大人の人。
その大人達はみな社会の仕組みの中で「大人」として普通に生きているように見えた。
私自身も、大学に進学して、大学を卒業して、企業に就職して、社会に揉まれながらもなんだかんだで適応して、長く勤めて…という人生になるのだと思っていた。
学生時代は勉強ができて、気の合う友達がいて、周りにもそこそこ好かれていて、その段階において特に目立った障害はなかった。
それどころか、中学校では席次1位の常連、高校では偏差値60以上キープ、大学では学科の中で1番良い成績と、むしろ勉強面でいえば常に優秀と評価される側だった。そんな私は当たり前のように、この先もそつなくこなして生きていけるものだと思っていた。でもそうはならなかった。
民間企業に就職した。社会人になった。
簡単に言うと、入社する会社を間違えたのだろう。そもそもの業界が恐らく私に合っていなかったことに加えて、会社自体がとてもよろしくない企業だった。
まず、パワハラ。言葉の強い人、度が過ぎた注意をする人が多く、会社自体が体育系・パワハラ体質だった。毎日誰かが強い口調で叱責され、その声が響き渡るフロア。聞いているだけで気が滅入った。
次に、待遇。地方なので給料はたかがしれているのだが、それはいいとして(よくはないが)、それをふまえても全く給料が上がらない。周りの社員の話を聞いて驚愕した。10年いても手取り16〜17万程度が普通にいるのである。下手なホラーよりも何倍も怖い話である。
他にも社長の考え方が気持ち悪いだとか、体育系が行き過ぎていて怖いだとか、色々とよろしくないところはある。
そういった中で、同期も1人、また1人と病み始めていった。結果、1年以内ですでに4人が辞めた。パワハラ被害を直接受けて、うつ病になってしまった同期もいた。
このような社会にいる中で、私は思った。間違えた、と。
新卒至上主義の日本社会で最初に入社する会社をミスることは致命的である。私は入る会社を間違えた。それはすなわち今までうまいこと乗れていた理想の人生のレールから外れてしまったことを意味する。
そして思った。私はすでにもうかつての基準では価値を見出してもらえないステージに来た、と。
企業において、学歴や成績は関係なかった。仕事ができるかできないか、世渡りが上手いか下手か、そういった、今までとは異なる基準で価値が決まる。そして残念なことに、そういう部分で言うと、少なくとも今の会社では私は評価されない側だった。そもそもの業務内容に全く、尋常じゃないレベルで興味が持てない。また、体育系のノリについていけない。ついていきたいとも思えない。
そういった中で、自分の価値を見出すことができなくなった。今まで頑張ってきたことが無駄だったのかと思った。私の心は少しずつ削られていった。
そして現在に至るのだが、相変わらず状態はよくないどころか悪化しているように思う。
朝、吐き気と共に起きる。泣きながら会社に向かう。昼休憩時に車内で泣く。常に死にたい気持ちと絶望感に苛まれる。眠れない。
公務員試験対策に加えて民間企業への転職活動も進めているが、落ちまくる。さらに自信をなくす。自分に価値なんかないと思う。
休みの日も一日中泣いていることがある。これはいけないというタイミングがあり勇気を出して心療内科に通い始めたが、「根本の原因が恐らく会社だからそこをどうにかしないと厳しい。怪我に対して絆創膏を貼るようなことしかできない」と言われたので実質見放されている。私はもうどうしたらいいのか分からない。
毎日死にたくて、苦しくて、生きていくのがとてもつらい。転職活動もうまくいかない。会社にも耐えられなくなったら辞めてしまうかもしれない。無職になるかもしれない。
今の私は、思い描いていた普通の大人像とはほど遠い場所にいる。大学を出て、就職して、普通に働くということができなかった。大人になったら普通に働いて、普通にお金があって、普通に生活していけるものだと思っていた。
現状の私は、普通に働くこともできず、無職になる可能性があり、お金もなく、生活もボロボロである。
思い描いていた、普通の大人になりたかった。心の底からそう思う。
私はこの先、どうやって生きていったらいいんだろう。
そんなことをぼんやりと考えて、今日は寝ようと思う。睡眠薬の効果が現れないけれど大丈夫だろうか。今日は眠れるだろうか。
というわけで、特にオチはないです。おやすみなさい。
公務員試験対策 進捗
徒然花です。
毎日がしんどくてしんどくて、ついにというかやっとというか心療内科デビューを果たしました。
効果はよく分からない。また来週2回目の診察に行きます。この話もまたブログに書こうと思います(いつになるか分からないけれど)。
転職活動については、結果は芳しくありません。10数社応募して、面接まで行ったのは3社。内2社は落ちました。しかも1つは会計年度任用職員。臨時でも落ちるなんて私のぽんこつさが窺い知れますね。あと1社はこれから面接ですが全然ピンとはきてません。
今は眠れなくて、大好きなofficial髭男dismの歌を聴きながらスマホをポチポチしています。なんとなくブログを書こうかなという気持ちになったので、自分用のメモ的に公務員試験対策の進捗を時系列で書こうと思います。
◾️2020年6月末
公務員転職を決意&対策スタート
【まず取り掛かった科目】
数的推理、判断推理、ミクロ経済学、マクロ経済学、憲法、民法Ⅰ、民法Ⅱ、行政法、文章理解
数的処理、経済系科目、法律系科目に分けてそれぞれを同時に回す。経済系科目はミクロ→マクロの順、法律系科目は憲法→民法→行政法の順で取り掛かった。
文章理解は気が向いた時に触る程度。元々国語が得意なので感覚でほぼ解ける。あまり対策に時間を割かなくても大丈夫そうだと判断。英語と資料解釈にも一瞬取組んだがあまりの出来なさ分からなさに放り投げる。
【参考書】
数的処理はまず畑中敦子シリーズを2周してからスーパー過去問に移行
その他科目に関しては最初からスーパー過去問
◾️2020年7月〜9月
上記の内容で対策。平日2〜3時間、休日10時間程度目標。
◾️2020年9月末
ダメ元で市役所C日程受験。教養試験は数的処理、文章理解、英語、資料解釈に関しては自信あり。しかし専門試験で撃沈。その後も勉強継続。
◾️2020年10月
奇跡的に筆記試験に合格する。筆記の勉強を後回しにして小論文対策に取り組む。参考書を買って、とにかく書いて、自力で対策。
◾️2020年11時
小論文試験合格。面接対策に力を入れる。市の取り組み、想定される質問、ノートに書き出して、ハローワークで対策もしてもらう。「この出来ならきっと大丈夫」と言われる。
◾️2020年12月
面接試験。答えられたものの、手ごたえはよく分からない。試験の帰りに久しぶりに1人カラオケに行く。筆記試験対策を再開するものの、そわそわしてしまってイマイチ身が入らない時期に入る。
◾️2021年1月
結果、不合格。凹む。本格的に筆記対策再開。以前の勉強量を取り戻す。
◾️2021年2月現在
筆記試験対策継続。主要科目以外にも手を出す。
【追加で対策を始めた科目】
時事、社会学、財政学、生物、地学(予定)
生物と地学は高校で選択していたため、比較的やりやすいかなと思い対策することにする。
【参考書】
時事は速攻の時事、社会学と財政学はスーパー過去問、生物と地学ははじめから丁寧にシリーズの生物基礎と地学基礎を購入。
【2020年6月〜現在までの進捗】
数的処理:畑中敦子シリーズ2周、スーパー過去問2周目がそろそろ終了
経済系科目:3周目がそろそろ終了
時事:スキマ時間に読む。1周目3分の2程度。
政治学:1周目半分
財政学:今日初めて手をつけた。苦手かもしれないと思う。スー過去冒頭でおススメされてる進め方でまずは重要なテーマだけやってみる予定
生物:他科目に集中できない時に読む。1周目3分の1程度
地学:まだ手をつけていない。生物とセットで順に回す予定。
◾️2021年3月以降も筆記対策継続予定、産経公務員模試(国家一般)自宅受験予定
今のところの受験予定は国家一般、学校事務、大学事務、警察事務、裁判所、地方上級県庁、地方上級市役所C日程
以上、進捗でした。
完全独学なのでうまくいっているのか、これでいいのかは分かりません。とにかく勉強を止めるのだけはよくないと思ってひたすらに取り組んでいます。
2〜3周目で少しずつ身についている気はするようなしないような。
これからも頑張ります。
来年度で合格したいです。します。
そして去り際に後ろ手で会社に爆弾を放り投げてやる。あばよ。
写真は心療内科でおススメされたプロテインと鉄分のサプリ。感情の波が不安定な人はまずタンパク質と鉄分を摂ってみるといいらしいです。
まぁわかるけど、メンタルの不調に対して栄養素の話をされるとなんだかモヤる。
実は最終まで進んでた公務員試験
お久しぶりです。転職するぞという気持ちがメラメラ燃え盛る徒然花です。
新卒で入社した会社が合わなくて合わなくて、地方だし公務員最強説は間違いなかったな、公務員になりたいなと強く思った6月下旬。私は公務員への転職を決意した。
そこからの行動は早かった。独学での勉強を調べまくり、ざっくり受験スケジュールを立て、良さそうな参考書をピックアップし、次の日には参考書を買いに行き、そしてその日から猛勉強を始めた。
平日3時間、休日10時間。
正気を保つためにも、ひたすら勉強した。
今の会社にいるのが本当に苦痛で仕方がなくて、別の場所に行くための何かをしていないと気が狂ってしまいそうだった。もちろん勉強は大変だったが、同時にその時期の私は勉強に救われていた。
絶対に転職する。絶対に公務員になる。
内なる炎をメラメラ燃やして、とにかくひたすら勉強した。
6月末に公務員転職を決意した私は、市役所のC日程だけには間に合った。
こんな短期間で受かるわけがないとは思いながらも、模試感覚で受けてみることにした。筆記試験まで約3ヶ月、その間ひたすら勉強に励んだ。
そうして筆記試験に臨んだ私に奇跡が起きた。なんと筆記試験を通過したのだ。
信じられなくて、結果を何度見もした。そこには間違いなく私の受験番号が載っていた。
その後、二次試験。小論文。
筆記試験の合否が分かったその日に参考書を買いに行った。添削をしてもらう時間も暇もなく、独学でひたすら対策をした。
そして二次試験を突破した。
次、最終面接試験。
ここまできたら合格するしかない。有給をつかってハローワークに行き、面接の練習をした。質問を予測して回答をたくさん考えた。市の取り組みをたくさん調べた。対策をしっかり練り、いざ本番。
結果、不合格。
本当に悔しかった。
あと少しだったのに。もう少しで公務員になれたのに。
いくら後悔しても、たらればを考えても不合格は不合格。しかも成績開示をすると下から2番目だった。これにはだいぶへこんだ。
就活では面接が得意で、負け知らずだった私。転職ではあの頃の勢いはもうないらしかった。確かにかつての自信は微塵もなく、くたびれている。それが表情や雰囲気に表れてしまっているのだろうかと途方に暮れた。
もう少し対策をすれば良かったと後悔してももう遅い。次の試験のために筆記試験対策をまた始めなくてはならない。
そうしてまた勉強を再開し、今も続けている。
働きながら独学でどこまでできるかは分からないが、できるところまで精一杯頑張りたい。今年は国家一般、警察事務、大学事務、県庁、市役所を受ける予定でいる。
それと並行して、民間企業にも目を向けることにした。
公務員試験は難関だ。もちろん受かるつもりではいるが、どうなるか分からない。市役所で不合格を経験した私はそのリスクが少し怖くなった。
それに、組織は入ってみなければわからない。実際私は今の会社を良い会社だと信じ込んで入社したし、実態がどうなのか、自分に合うかどうか、入ってみなければ分からない部分が多すぎる。
私は地元における公務員最強説を信じているが、それは主に将来的な待遇面での話であって、仕事内容や体質が合うのかは分からない。
公務員辞めたい層も少なからず一定数いることだし、きっと合わない人もいるのだろう。私はどうなのか?それは入ってみないことには分からない。
そう気づいた私は、もう少しだけ視野を広げようと思った。
公務員にならないと死ぬ!くらいの気持ちで自分を追い込んで追い込んで頑張っていたけれど、自分にとって居心地の良い民間企業もあるかもしれない。なので公務員試験対策をメインにしつつ、良さそうな求人があれば応募する。そういう方向性でいくことにした。
というわけで、現在進行形で頑張っているところである。
え、明日会社?嘘つくんじゃないぞコラ。やめろ。やめてくれ。
早く逃げたい。
11月に就活をやり直した話②
就活のやり直しを真面目に考え始めた私は、マイナビリクナビを使ってまだ募集している企業がどれほどあるかを調べた。
結論から言うと、あった。しかし数が少ないし、条件があまり良くない企業ばかりだ。まぁ地方ですから。ちなみに東京大阪福岡で検索かけるとまだ募集している企業は結構あった。さすが大都市。
かつて大阪で就活をしていた私は、地元の企業の給料の低さに愕然とした。都市部とは全然違う。
えっ、これで手取り…いくら?これだけ????????
と、ざっくり計算してみてびっくり。
しかしこの地方ではこれが平均の金額なのである。なんてこった(ハローワークの職員や友達から確認済み)。
とは言え、背に腹は変えられない。大阪と同じ給料は無理だ。諦めよう。しかしいくら追い詰められてるとは言え手当たり次第に何でもかんでも受けたくはない。そうして血眼になって求人を探し、探し、ここならまぁマシかな…と思える企業を…一社だけ見つけることができた。
何の偶然か、その企業は以前母が「お母さんとしてはこの企業で娘が働いてたら良いかなーって思うよ。よく見かけるけど建物綺麗だし大きいし。家からも近いし。」と言っていた企業だった。
確か夏。大学のキャリアセンターでもらって机に置いていた求人票の冊子を読んでのことだった。母がそういうならと思いちゃんと目を通すと書類提出締切は明日で、あー間に合わないから無理だと応募しなかったのである。それからは思い出すこともなく、すっかり忘れていた。
その会社が、内定辞退者が出たからと再度募集をかけていたのである。なんてグッドなタイミング。
そこからの私の行動は早かった。提出締切を確認し、履歴書を書き、ハローワークで添削をしてもらい、提出。
書類選考を通過後、一次、二次と順調に通過した。確か採用予定人数3人に対して6人ほどが受けていたと思う。
最終面接を終え、結果を待つ。
手ごたえはあった。きっと合格している。自分なら大丈夫。そう言い聞かせて、待つ。
結局、受けたこの会社以外に良い企業は見つけられなかった。時期も時期であるし、ここに落ちたら内定をもらった大阪の企業に行くしかない。しかし私は地元で生きていきたいという強い思いに気づいてしまった。何がなんでも残りたい。
まさに背水の陣。
この期間は生きた心地がしなかった。
そして電話が鳴る。
結果は……………………合格!!!!
良かった、本当に良かった。
ということで私は地元の企業に就職することにした。
内定をもらっていた大阪の企業には断りの電話を入れた。あんなに優しくしてくれた人事の人にすごく冷たい対応をされて怖かった。
しかし私にも非はある。
申し訳ありませんでした。
こうして私は無事、就職活動を終えることができた。11月に就職活動をやり直して、無事、成功したのである。おめでとう!
11月に就活をやり直した話。
これにて、完結。
(その会社で地獄をみて転職を決意するのはまた別のお話)
入社1ヵ月を乗り切ってみての所感
お久しぶりです。徒然花です。
「4月からOLじゃん!やば!働きたくねー!」なんて友達と騒いで遊び倒していた数ヶ月前の私へ。あんなに嫌がっていた4月はあっという間に訪れて、嫌で嫌でたまらなかった社会人という肩書きを得て、会社という組織に所属して、色んな気持ちの波に飲まれて、葛藤しながらもあっという間に4月が終わりました。
なんならゴールデンウィークも終わりました。私はこれから何を心の支えにして出勤すればいいのでしょうか。
あー、やだね。来月なんて祝日0だよ。どう生きろってんだいあたしゃ無理だよ。
まぁ、こんな会社潰れちまえとかダンプカーつっこめとか思う瞬間がありつつも、とりあえず1ヵ月は乗り切りました。いつまでもつか心配だったけどとりあえず1ヵ月で辞めた女にはなりませんでした。だがしかしこの先は分からない。
ここからは4月を乗り切ってみて私が感じたことを述べていこうと思います。あくまでも私の会社の話だから全部がそうってわけではないです。他の会社分かんないし。友達が入社したとこがどんな感じなのかとかは知らない。知りたい。
①あれ?思ってたより良心的?
→まずこれが最初の1週間くらいでの感想。就活で企業の闇を見てきたもんだから、どうせ企業なんざ売上が全てなんだろ…休日出勤サービス残業盛り盛りで馬車馬のように働かされるんだろ…と思っていたけれど、そんな感じではなさそう。社長の話や社内規定の話を聞いていると、会社全体として残業は減らしていく方針みたいだし、残業代はきちんとつくみたいだし、カレンダー通りに休める。あれ?社会人捨てたもんじゃないのでは?
…まぁ今となっては会社への不満も多くあるわけだが。でも私の会社は社内規定はしっかりしていて実際に守ろうとしている企業なのではないかと思う。裏を返すと決まりにはすげえ厳しいということでもある。頭が固い。個性を認めない。つまらねえ。
②みんな新人にそんなに興味ない
→これは部署に配属されてから感じたことだけどそんなに歓迎してくれない。部活とかとは違うのだなと少し寂しかった。邪険にされるとかいじめられるとかは勿論ないけれど、あまり興味を持たれないしそんなに構ってもらえない。みんなそれぞれ自分の仕事で手一杯だしで新人に気を回す余裕がない。隙間を見て自分から話しかけたりアタックをかけないと放置されるからなかなかしんどい。忙しそうなのに手を止めさせてしまって申し訳ないし、すみませんすみませんというヘコヘコした気持ちでしばらく過ごした。今は部署の雰囲気や人に慣れてきたからマシだけれど、最初は誰も彼も怖く見えて孤独できつかった。みんなもう少し興味を持って優しくしてほしい。
でも自分から話しかけたらみんなちゃんと答えてくれたし色々教えてくれた。どうせ分からないことだらけなんだから開き直って積極的に聞きまくるのが良いと思う。邪魔になり過ぎない範囲で。
③仕事はやっぱり厳しい
→私はまだ全然仕事を任されてないけれど、話を聞いたり周りを見ていて仕事をするのって楽じゃないんだなと痛感した。それぞれしっかりやるべきことが定められていて、自分の裁量でさばいて、責任もそれぞれで負う。学生気分のままふわふわーっと過ごしてたらきっと近いうちに痛い目を見るなと感じた。地方のみみっちい給料の割にすごく責任感を求めてくるのにはムカつく。1回死ねおまえら(過激)。
④人によっては手取り<バイトの給料
→学生時代、私はそんなにバイトをしていなかったため私には当てはまらない話だけれど、「バイトの頃より給料低い…」と落胆する同期がたくさんいた。やってらんない。
給与明細を見て思ったのは、「年金たっか!!!」ということである。雀の涙くらいの基本給からこんなに保険料が引かれて手取りが……あーやってらんない。今は実家住みだから良いけどこの先一人暮らしをして自立できるのかということに関しては不安しかない。若者に金落とさねーと日本は滅びっぞ。馬鹿野郎。
⑤男社会
なんだかんだで男が優遇されてるなという感想。管理職はすべからく皆男。営業部は男が多いからまぁわかるんだけど、圧倒的に女性の多い管理部でもなぜか管理職は男ばかり。女性だと係長レベルが1人しかいない。割合考えるとちょっとおかしい気がするけど…日本にはそういう風潮まだあるし、そういうもんなのかなぁ。ちょっとやる気はなくすよね。そして私の会社では男性の平均年齢と女性の平均年齢に大きな開きがある。女性が長く働ける感じの環境じゃないのかな…と一抹の不安がよぎる。
まぁこの会社に骨を埋めるつもりなんざさらさらねーけど。
⑥会社の嫌な部分が見えてくるにつれてだいぶしんどい
→ここなら条件許せるし大丈夫かも…!って色々考えて妥協するところは妥協して、この会社なら…という気持ちで入ったのに、いざ入ると聞いてた話と違うとか考えてたのと違うとか、この会社のこういうところほんと無理…聞いてない…って部分が見えてくるとしんどい。こんなはずじゃなかった、こんな場所でしばらく働くのかと気が滅入ってしまって死にたくなる。私は最初本当にしんどくて会社でこっそり2回涙を流した。新しい環境に放り込まれて過ごしてるだけでだいぶストレスなのに、悪い意味で会社に裏切られること多くてこれは死にたくもなります。ダンプカーつっこまねえかなとか思っちゃうよねそりゃあ。
⑦若い人は会社に縋らない
→これは同期と話していて思ったこと。私を含めた同期皆「この会社にずっといるつもりはない」という姿勢で、それはまぁそうだろうけどいざそう聞くと少し驚き。
まぁ不況だし先の不安だらけで企業のことも国のことも信用していない世代ですからね。今時終身雇用とか年功序列とかないし、どこ行っても安泰なんてないし、会社にずっと面倒見てもらおうとか人生を捧げようとかいう発想はない。とりあえず今ここにはいるけど、機を見て自分のタイミングで転職するだろうなとは皆考えているらしい。時代だね。
⑧病んでる時こそ外に出るべし
→病んでる時は何にも気持ちが乗らないし無気力だしで引きこもりがち。でもそういう時こそ外に出てみて、気持ちを切り替えた方がすっきりするよという話。
とはいえコロナ…。
私は4月の1週目と2週目の週末に公園を散歩してきたけど、それ以降はさすがにちょっと外に出てません。コロナやべーから。
病んでる時こそ外に出て人と話して気持ちを切り替えるの大事なんだけどね。コロナ憎いね。早く収束しますように。
⑨新卒のみんな!毎日出勤しててえらいよ!!
→最後にこれ。とにかくこれ。
私も含めて、新しい環境に揉まれて死にたくなりながらも出勤できてることが本当にえらい。新人は社員さんに迷惑かけることも多くて、私なんて…ダメな人間だ…って凹むことがあってもそれはみんな悪くないと思う。
だって我新人よ?ほんのちょっと前まで大学生だったのよ?それが毎日早起きして会社にふさわしい格好をして通勤して出社して9時間〜会社にいるのよ?やばいよこれ偉すぎてやばい。もう出勤してるだけでだいぶえらい。天才か!
という精神で私はいくことにしました。何もできてなくても迷惑をかけてても私はえらいのだ。褒め称えよ。
以上、入社1カ月を乗り切ってみての所感でした。
さて、なんとか1カ月はもったわけだけれど私は一体何ヶ月もつのだろうか。
あー会社辞めたい。