徒然に、花。

日常のあれこれ話

入社1ヵ月を乗り切ってみての所感

お久しぶりです。徒然花です。

 

「4月からOLじゃん!やば!働きたくねー!」なんて友達と騒いで遊び倒していた数ヶ月前の私へ。あんなに嫌がっていた4月はあっという間に訪れて、嫌で嫌でたまらなかった社会人という肩書きを得て、会社という組織に所属して、色んな気持ちの波に飲まれて、葛藤しながらもあっという間に4月が終わりました。

なんならゴールデンウィークも終わりました。私はこれから何を心の支えにして出勤すればいいのでしょうか。

 

あー、やだね。来月なんて祝日0だよ。どう生きろってんだいあたしゃ無理だよ。

 

まぁ、こんな会社潰れちまえとかダンプカーつっこめとか思う瞬間がありつつも、とりあえず1ヵ月は乗り切りました。いつまでもつか心配だったけどとりあえず1ヵ月で辞めた女にはなりませんでした。だがしかしこの先は分からない。

 

ここからは4月を乗り切ってみて私が感じたことを述べていこうと思います。あくまでも私の会社の話だから全部がそうってわけではないです。他の会社分かんないし。友達が入社したとこがどんな感じなのかとかは知らない。知りたい。

 

①あれ?思ってたより良心的?

→まずこれが最初の1週間くらいでの感想。就活で企業の闇を見てきたもんだから、どうせ企業なんざ売上が全てなんだろ…休日出勤サービス残業盛り盛りで馬車馬のように働かされるんだろ…と思っていたけれど、そんな感じではなさそう。社長の話や社内規定の話を聞いていると、会社全体として残業は減らしていく方針みたいだし、残業代はきちんとつくみたいだし、カレンダー通りに休める。あれ?社会人捨てたもんじゃないのでは?

…まぁ今となっては会社への不満も多くあるわけだが。でも私の会社は社内規定はしっかりしていて実際に守ろうとしている企業なのではないかと思う。裏を返すと決まりにはすげえ厳しいということでもある。頭が固い。個性を認めない。つまらねえ。

 

②みんな新人にそんなに興味ない

→これは部署に配属されてから感じたことだけどそんなに歓迎してくれない。部活とかとは違うのだなと少し寂しかった。邪険にされるとかいじめられるとかは勿論ないけれど、あまり興味を持たれないしそんなに構ってもらえない。みんなそれぞれ自分の仕事で手一杯だしで新人に気を回す余裕がない。隙間を見て自分から話しかけたりアタックをかけないと放置されるからなかなかしんどい。忙しそうなのに手を止めさせてしまって申し訳ないし、すみませんすみませんというヘコヘコした気持ちでしばらく過ごした。今は部署の雰囲気や人に慣れてきたからマシだけれど、最初は誰も彼も怖く見えて孤独できつかった。みんなもう少し興味を持って優しくしてほしい。

でも自分から話しかけたらみんなちゃんと答えてくれたし色々教えてくれた。どうせ分からないことだらけなんだから開き直って積極的に聞きまくるのが良いと思う。邪魔になり過ぎない範囲で。

 

③仕事はやっぱり厳しい

→私はまだ全然仕事を任されてないけれど、話を聞いたり周りを見ていて仕事をするのって楽じゃないんだなと痛感した。それぞれしっかりやるべきことが定められていて、自分の裁量でさばいて、責任もそれぞれで負う。学生気分のままふわふわーっと過ごしてたらきっと近いうちに痛い目を見るなと感じた。地方のみみっちい給料の割にすごく責任感を求めてくるのにはムカつく。1回死ねおまえら(過激)。

 

④人によっては手取り<バイトの給料

→学生時代、私はそんなにバイトをしていなかったため私には当てはまらない話だけれど、「バイトの頃より給料低い…」と落胆する同期がたくさんいた。やってらんない。

給与明細を見て思ったのは、「年金たっか!!!」ということである。雀の涙くらいの基本給からこんなに保険料が引かれて手取りが……あーやってらんない。今は実家住みだから良いけどこの先一人暮らしをして自立できるのかということに関しては不安しかない。若者に金落とさねーと日本は滅びっぞ。馬鹿野郎。

 

⑤男社会

なんだかんだで男が優遇されてるなという感想。管理職はすべからく皆男。営業部は男が多いからまぁわかるんだけど、圧倒的に女性の多い管理部でもなぜか管理職は男ばかり。女性だと係長レベルが1人しかいない。割合考えるとちょっとおかしい気がするけど…日本にはそういう風潮まだあるし、そういうもんなのかなぁ。ちょっとやる気はなくすよね。そして私の会社では男性の平均年齢と女性の平均年齢に大きな開きがある。女性が長く働ける感じの環境じゃないのかな…と一抹の不安がよぎる。

まぁこの会社に骨を埋めるつもりなんざさらさらねーけど。

 

⑥会社の嫌な部分が見えてくるにつれてだいぶしんどい

→ここなら条件許せるし大丈夫かも…!って色々考えて妥協するところは妥協して、この会社なら…という気持ちで入ったのに、いざ入ると聞いてた話と違うとか考えてたのと違うとか、この会社のこういうところほんと無理…聞いてない…って部分が見えてくるとしんどい。こんなはずじゃなかった、こんな場所でしばらく働くのかと気が滅入ってしまって死にたくなる。私は最初本当にしんどくて会社でこっそり2回涙を流した。新しい環境に放り込まれて過ごしてるだけでだいぶストレスなのに、悪い意味で会社に裏切られること多くてこれは死にたくもなります。ダンプカーつっこまねえかなとか思っちゃうよねそりゃあ。

 

⑦若い人は会社に縋らない

→これは同期と話していて思ったこと。私を含めた同期皆「この会社にずっといるつもりはない」という姿勢で、それはまぁそうだろうけどいざそう聞くと少し驚き。

まぁ不況だし先の不安だらけで企業のことも国のことも信用していない世代ですからね。今時終身雇用とか年功序列とかないし、どこ行っても安泰なんてないし、会社にずっと面倒見てもらおうとか人生を捧げようとかいう発想はない。とりあえず今ここにはいるけど、機を見て自分のタイミングで転職するだろうなとは皆考えているらしい。時代だね。

 

⑧病んでる時こそ外に出るべし

→病んでる時は何にも気持ちが乗らないし無気力だしで引きこもりがち。でもそういう時こそ外に出てみて、気持ちを切り替えた方がすっきりするよという話。

とはいえコロナ…。

私は4月の1週目と2週目の週末に公園を散歩してきたけど、それ以降はさすがにちょっと外に出てません。コロナやべーから。

病んでる時こそ外に出て人と話して気持ちを切り替えるの大事なんだけどね。コロナ憎いね。早く収束しますように。

 

⑨新卒のみんな!毎日出勤しててえらいよ!!

→最後にこれ。とにかくこれ。

私も含めて、新しい環境に揉まれて死にたくなりながらも出勤できてることが本当にえらい。新人は社員さんに迷惑かけることも多くて、私なんて…ダメな人間だ…って凹むことがあってもそれはみんな悪くないと思う。

だって我新人よ?ほんのちょっと前まで大学生だったのよ?それが毎日早起きして会社にふさわしい格好をして通勤して出社して9時間〜会社にいるのよ?やばいよこれ偉すぎてやばい。もう出勤してるだけでだいぶえらい。天才か!

という精神で私はいくことにしました。何もできてなくても迷惑をかけてても私はえらいのだ。褒め称えよ。

 

以上、入社1カ月を乗り切ってみての所感でした。

 

さて、なんとか1カ月はもったわけだけれど私は一体何ヶ月もつのだろうか。

 

あー会社辞めたい。